Yosemite & Needles 09-24 June 2001


Snake Dike @ Half Dome

614
 午前中はのんびりして、16時Camp4発。 サンドイッチなどを買い込んで、カリービレッジに車をデポし、17:20ハッピーアイルから歩き出す。

K バーナルフォールまでは観光客がわんさかいる。 時間が遅いこともあり、ネバダフォールまでくると下りのトレッカーと時折すれ違う程度。


バーナルフォール

ネバダフォール

Liberty Capが過ぎた辺りで、よく踏まれた道が左手に出てくる。 これをたどると、ケルンがガイドしてくれる。
K 小丘をあがるとハーフドームがずどどーんとそびえている。 『海坊主』っちゅうのはこんなんだろうか?

 1つ目の丘の降り口はクラックの入った岩をクライムダウン。ここからの道が不明瞭。 Lost Lakeへ向かおうとすると岩が立ちはだかっているが、弱点のヤブヤブをこいでいって、Lost Lakeにつく。 突然Lost Lakeが現れたときは感激。 でも沢山の蚊がいてむちゃくちゃ刺された。汗をねらってくるようだ。

20時半、とりつき近くに着く。 大岩のうえでビバーク。 夕闇と伴に蚊もいなくなる。 夕食のサンドイッチを平らげて、寝る。 朝食のサンドイッチをねらって熊が来るんじゃないかと結構びくついていたが、よく寝れたらしい。

615
 5時起床、サンドイッチをかっこんで、5時半出発。 アプローチのスラブがちょっとわかりにくい。 6:20取り付き着。
取り付き直前からのスネークダイク


スネークダイクからのロストレーク

バレーが箱庭のよう

6:45-9:20 8pitch+1で終了(5.7)
1pitch目の5.7のフリクション部分が難しかった。 荷物を持つのと持たないのとではスラブで重心の位置が変わるのか、要領を得ない。 他のダイクをたどって行くところはメチャメチャ楽しい。 どんどん行けるのでビレーヤーがロープをたぐる(出す)のに忙しい。


恐竜の背中みたいなダイク

とにかくピンがない!

休んで、CLIF BARを喰う。いい眺め! この眺めはSnake Dikeからしか眺められない。。。 遠くの山々間で見えるので、HalfDomeが如何に高いかがわかる。 9:50頂上へ向けて出発。 結構傾斜しているので、ふくらはぎが痛い。

スラブの海
10:20頂上着。 EL Cap頂上ほどしんどくはなかった。 トポに書いてあった、'Forever'というほどではない。

10:40恐怖の下降開始。 ケーブル階段が怖い。 傾斜の急なところは滑りながら下るという感じ。。。ケーブルを握る手が気づいたらぱんぱんにパンプ。


下に行くにつれ、どんどん急に。

ケーブルにすがらないととてもじゃないけど降りれない

11:10階段終わり。 休憩をとりながらゆっくりくだり、14:50ハッピーアイル着。 カリービレッジのシャワーを敗退し、ハウスキーピングでシャワー&洗濯。 17:30Camp4帰着。 長い1日だった。

K この岩の塊になぜこのようなラインが?? 自然の造形と初登者の感性にただただ感激。 1カ所、別のルートのボルトに導かれ、5.9のムーブを立ち込んでしまい、決死のクライムダウン。 今回最高に印象に残るルート。 ルートの質とグレードが関係ないことを実感したルート。

616日 (レスト)
K グレーシャーポイントからハーフドームを眺め、傾斜の急さに「ほんまにアレを登ったんか??」。 行く前に見なくてよかった〜 見てたらそうとうびびったかも。 帰りにミドルカシードラルの取り付きを確認。



Japan - Yosemite (09 June)

El Capitan Base (10 June)

Nut Cracker, Manure Pile Buttress (11 June)

East Butress, El Capitan (13 June)

Snake Dike, Half Dome (14-15 June)

East Butress, M. Cathedral
Central Pillar of Frenzy
(17 June)

Selenity Crack - Sons of Yesterday
(19 June)

Needles (20-22 June)