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記録:朝岡
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| 今年は冬壁デビューしたいなと密かに思い、アプローチの近い錫杖なら行けるかも、と様子を伺いにイイ男2名を口説き、2週連続夜行日帰りで、錫杖を登った。 |
| PART1 左方カンテ編 【メンバー:一柳・朝岡】 10月31日(土)原・一柳宅20:20=0:20槍見温泉 11月 1日(日)5:30起床・槍見温泉6:00〜7:00クリヤの岩小舎〜7:50取付8:10〜11:30終了点12:20〜(えぼし岩基部)〜13:20クリヤの岩小舎〜14:00槍見温泉=原 穂高方面には2800mより上はうっすらと雪が積もっており、朝方は結構冷え込む。 クリヤの岩舎から取り付きへ向かうが、左方カンテ方面への分岐を見落とし、上がり過ぎてしまい、必死のクライムダウンを強いられる。(一柳さんご機嫌斜めその1) 1番取り付き。準備をしていると続々と人がやって来た。 去年、朝岡は奇数ピッチをリードしたので、今回は偶数ピッチをリードさせてもらう。 ルートはまあ、皆さんよく行ってるんで、省略。 すっきりしていて楽しいクライミング。 でも、「アイゼンで登るとどうかなぁ?厳しいよなぁ」などと考えながら登っていたら、何故か去年よりも難しく感じた。 後続のCMCパーティの陽気なツベートさんが「ヨロレリヒ〜♪」と歌いながら迫って来るんで、バタバタと登って終了。 6ピッチ目の出だしの1ポイントでA0入り、がっかり。 さくさく登れるようになりたいなぁと思う。 ドイツ出身のツベートさんは、ドロミテでよく登っていたそうで、楽しいお話を聞かせてもらった。 いつかは私もいってみたい。 帰りは野天風呂にも入らず(一柳さんご機嫌斜めその2←←「海水パンツをはいてたのに…(by一柳)」、私は助手席でグウグウと寝てしまい(一柳さんご機嫌斜めその3)ました。 ごめん一柳さん、これに懲りず、また行きましょうね。 |
| PART2 3ルンゼ編 【メンバー:森崎・朝岡】 11月7日(土)日進・森崎宅20:30=0:30槍見温泉 11月8日(日)5:20起床・槍身温泉6:00〜6:50クリヤの岩小舎7:10〜7:35取付8:00〜11:20終了点〜12:30クリヤの岩小舎〜13:30槍見温泉14:00=19:30日進 先週よりも暖かかった。 今週のパートナーは錫杖デビューの森崎さん。 3ルンゼの取付きは明瞭で判り易い。 けど、ザレザレしていて、落石とか多そう。 なので、ビレーヤーはちょっとひやひや。 朝岡からリードで登り始める。 1ピッチ目:濡れた段を乗越す所がいやらしい 2ピッチ目:内面登攀 3ピッチ目:短いけどF5目前できる F4までは順調だったが……… 4ピッチ目:『A0右壁を登り、トラバースしてF5の上に出る。』ところがこんなんしてしまいました。以下↓ 右壁を見て、「ルート図だと、これだよね。」 「でも、これでA0?」 「フリーでも行けるって書いてあるけど悪いよね」 残置シュリンゲのいっぱいある左壁を見て、「こっちの方が快適そうだよ」 「一段上がれば合流できるよ」……そして深みにはまっていくのであった… 森崎さんリードで送り出すも、結構悪く、必死のフリー。 F5の上にトラバースしようにも悪過ぎてかなわず。 ロープがいっぱいになる所に残置支点があり、なんとかピッチを切る。 フォローしてみると、下からは簡単そうに見えたフェースが 『ホールドの向きが悪いわ』 『脆いわ』 『プロテクションがとれんわ』 で怖かった。 5ピッチ目:既にF5より、かなり上にきており、懸垂して戻るのも難しいので、真右に向かってトラバースすることにする。 脆い草付きの岩をおそるおそる進むと、「やった!残置ピトンがある」同じようにはまった人がいるんだね〜。 さらに一段上がると懸垂用の支点があり、10mくらいの懸垂でF6の上部にでた。 このピッチをフォロー中に落石し、森崎さん足を痛める。 6ピッチ目:なんてことない草付き階段 まるまる核心をすっ飛ばしてしまい、コルに出て終了。 ルート図どおりに下降していく。 コルの左の木から10m程懸垂してルンゼへ。 すぐ左にリングの懸垂支点があるが、ピナクルに向かって木の中をトラバースして、ピナクル左からFIXを伝って下るとふみ跡がある。 下降中に森崎さん木の枝が瞼に当たり、血豆のようになってしまう。 もう、かなりBLUEの様子。 ということで、今回はご機嫌斜めの森崎さんとまたまた野天風呂に入らず、帰りました。 |
| ≪感想≫ 秋の錫杖はアプローチの沢の水量も少なく、さわやかで快適! ロケーションも抜群。 紅葉も素敵。 錫杖の地形はかなりお気に入りです。 今度は違うルートにも行きたいな。 でも、3ルンゼは核心をすっ飛ばしてしまったので、また行かねば〜! 秋の左方カンテへのアプローチは錫杖沢〜北谷の方が快適で早いかもしれません。 2週ともパートナーをご機嫌斜めにしてしまい、ごめんなさい。 かくして、冬壁デビューは果たせず、錫杖計画は失敗に終わったのであった…… |