2004
 夏山合宿
 in瑞牆山
 7月17日〜7月19日の3連休を利用して、瑞牆山にクライミングに行ってきました。
 この間一時的に曇ったり雨が降ったりと、不安定な天候が続きましたが、不思議なことに三日間とも無事クライミングを行うことができました。
 そんな夏合宿のクライミングについて報告します。
 

メンバー


  CL大平栄  井土伸一  服部仁
  千田敦司  大関康史  野原禮子 
  一柳勝義  神林裕  木全敏恵
  下原弘美  蔵元学土  小林哲郎 



初日の晩ご飯はすき焼きだ!

7/17(土) 
  ★カンマンボロン「中央洞穴ルート」
    (井土、服部) (下原、小林、野原)
  ★大面岩「左稜線ルート」
    (大平、一柳、木全)
  ★十一面岩「調和の幻想」
    (千田、神林)

7/18(日) 
  ★大ヤスリ岩「ハイピークルート」
    (大平、服部)(小林、野原)
  ★カンマンボロン「中央洞穴ルート」
    (千田、一柳)(大関、木全)
  ★十一面岩「翼ルート」
    (下原、神林)
  ★十一面岩「ベルジュエール」
    (井土、蔵本)

7/19(月)
 ★十一面岩「調和の幻想」
    (井土、下原)(大平、蔵本)
 ★大面岩「左稜線ルート」
    (大関、神林)
 ★金峰山縦走
   (野原、服部)

大平CLによる総括
 みずがき山の岩登りはクラッククライミングが主体で特殊な技術が要求される。御在所等でトレーニングは積んだものの、やはり短期間でクラッククライミングの技術を習得するのは難しく、もっと早い段階で山域の決定をしてトレーニングを積むべきだと思った。フリークライミングの技術が高ければ、余裕のある・・楽しい・・快適な・・クライミングができると思う。 今回、事故や致命的なミスは無かった。これは6月6日の基礎技術講習会が夏合宿に対して非常に有効であったからだと思う。
 ルートの選定には苦労した。各人の希望ルートはあくまで希望に留めておき、各人の実力をリーダーが見きわめ、ルート選定は最終的にリーダーが決断しなければならないと思った。
 みずがき山は小川山等と違い、中間支点、ビレイ点はあまり整備されていない。そんな中で事故が無かったのも、パーティーにおけるリーダー(基本的にリードする者)がフォールしない高いクライミング能力を有していたからだと思う。ルート中、絶対落ちてはいけない個所というのが多々あった。
 一部の者にとっては、みずがき山のクライミングは難度が高く楽しめないかも、と心配したが、相応のルートがあり良かった(中央洞穴ルート、ハイピークルート等)。また、現地において、チーフリーダーとしての指示不足を感じた。これはみんなの協力で解決できたと思う。
   読みたい記録をクリックしてね!                      

調和の幻想〜神林の記録

翼ルート〜下原の記録


左稜線ルート〜大関の記録

中央洞穴ルート〜服部の記録

中央洞穴ルート〜一柳の記録

左稜線ルート〜木全の記録

調和の幻想〜大平の記録

ベルジュエール〜井土の記録
       

中央洞穴ルート核心を終え穴から下を見下ろす


カンマンボロン頂上より
大面岩左稜線ルートのパーティーを見る