メンバー：CL/waka（記）、B、マコ

タイム：いこいの森5:30～取立山山頂7:15～大長山11:10～取立山山頂14:00～いこいの森15:00

Bボスから、雪山の足慣らしに行きたい、ちょっとしたナイフリッジがあるようなとこはないか？と雪山探せ指令が出た。
何個か案を出したら大長山～赤兎の細い稜線にBボスがちょっとそそられたらしい。よし！ここに決定。

大長山に行くには色々ルートが考えられたが、取立山～大長山の稜線は雪がある季節限定とある。それはいいじゃないですか！
ということで、日が長くなってきた季節にピッタリの取立～赤兎のロングコースに挑戦する事にした。往復約20kmのスキーでもなかなかの距離だけど、Bさんに早起きしてもらえば行ける！

だけど、そこにこないだの雨乞でもヘロヘロだったマコから「自分も赤兎行くッス！問題ないッス！」と参加要請がきた・・・うーん、ほんとかな。。じゃあ三人でゆきましょうか。

当日朝は少し雪が降っていたものの、雪はしまっていて歩きやすい。ワカンを履いてれば稜線もそんなに沈まずにスイスイ歩ける、、、、のは私とBさんだけだった。案の定マコは遅い！どーしてそんなに遅いのかー？？


朝は雲が多かった。頑張って歩くマコ。


稜線に出てすぐ太陽が出てきた


スタスタ行くBさん、見えなくなりそう

他にトレースもなく、危ない箇所も全然なかったのでとりあえずマコは見える範囲で後を追っかけてきてもらい、二人で大長山の山頂に着いた。
頂上直下だけ少し急登で、のっぺりした斜面にクラックも走っていたが、様子を見ながら直登した。

頂上手前の急登

本当はその先の尾根をBさんに歩いてほしかったけど、もう時間切れ。せめて細尾根を見せたかったが、これ以上パーティが離れるのも危険なので引き返すことにした。うーん、、、残念。。マコは頂上まであと少しのとこまで来ていたが、そこで敗退となった。


頂上から白山方面。やっと雲が晴れてきました。

朝はまだ雲が残っていて景色が見えなかったが、帰りはすっかり晴れて展望がよく、行けなかった赤兎や、いつか行きたい経ヶ岳、もちろん白山や遠い遠い山まで見えた。
それでもそんなに日差しは強くなく、雪のゆるみも少なかったので思ったよりも苦労せずに帰れた。取立山まで登りに来ていたスキーヤーやスノーシューのトレースも沢山あった。マコを待っている間のんびり二人で景色を見て、行動食を食べ、ちょっと眠くなったりして春山を降りてきた。


大長山を振り返る

帰ってきて思ったのは、私は山に景色を見に行ってるだけじゃないんだなーという事。
出し切った！と思う山をしないと、不完全燃焼で充実した気持ちにはなれない。
どんなに小さな山でも景色が見えなくても自分が頑張った山は楽しい、パーティで力を合わせて登った山は素晴らしい！

それが今回は出来なかったから、やっぱりそういう気持ちが改めてわかった。
計画立てたのは私で、マコは必死に歩いて付いて着てくれたけど、あまりにも自分が不完全燃焼すぎて「腹ひっこめてから出直してこい！」と腹いせ爆弾を投下してしまった。
次はもっと登るッス！