竜串海中公園に新しいクラックエリア

井土伸一

 

  正月に大堂海岸を訪れた際、レスト日にみんなで立ち寄った竜串海中公園。 ところが私たちは、その通り道のすぐ近くに素晴らしいクラックに断ち割られた岩を発見してしまったのだ。 水族館見物はそっちのけで早速トライ。 2本の素晴らしいルートを拓くことができた。

  岩質は、日本ではわりと珍しい砂岩。まだまだ開拓の余地はありそうで、今後が楽しみだ。

 

はこふぐ 5.11a の核心に挑む

 

魚飯(いよめし) 5.10d  シンハンドでのハング越え

 

あれ〜、しかし、この写真って、なんかちょっと変だぞ〜???

はたして実態は?

めちゃめちゃ 寝てるのであった!

 

※「はこふぐ」と「魚飯」は、1本のクラックをそれぞれ両側から登るものです。基本的に傾斜0度なので、どちらからでも無理なく取り付けます。

※傾斜が傾斜だけに、落ちることはまずありませんのでロープは不要ですが、ビレーヤーには居てもらったほうが盛り上がります。上記のグレードは全くウソですが、傾斜0のクラックを、ちゃんとジャミングで登ろうとすると、ジャミングしながら腕立てしてるような状態になり、見た目よりは困難です。